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【保育園かわいそう】はもう古い!共働きの私が2人の子供を預けてわかった6つのこと

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保育園で作った思い出の作品

秋になりました。保育園の申し込みが始まる時期ですね。

下の娘が現在保育園に通っているんですが、自宅から遠いのでちょうど転園届けを出したところです。

今回は保育園について。まだ長男が1歳とかそんなころ、「小さい子を保育園に預けるってかわいそう」という言葉を聞いたことがあります。

当時の私は専業主婦。働いていないので保育園には預けていなかったのですが、ずっとずっと、この言葉は私の中で残っています。

あれから私は働きだして、長男は3歳から保育園、下の子は現在2歳でまさに保育園生活を送っている現在。

あの言葉を言われてからずっと、保育園に預けることがどうしてかわいそうなのかと考える時間も多かったです。

でも、2人の子供を保育園に預けている私は、あの言葉に納得できません。だって、何もかわいそうなことなんてしていないから。

保育園に預けることを後ろめたい・かわいそうと思っているママ、もうその考えはやめませんか?

目次

1.保育園に預けることは悪いことじゃない

「保育園はかわいそう」って、そもそも保育園に預けて働いてるママは悪いことをしているのでしょうか?

  • 仕事のため
  • 病気のため療養している
  • 介護をしている

保育園に預ける理由は、だいたいこのような理由ですよね。保育園というのは言い換えれば、 自分で子供を見ていられないから、プロの保育士に代わりに見てもらっているということ。

上記の保育園に預ける理由、どれも悪いことなんてないですよね。

仕事だって生きるために、生活するためにするものです。ママは保育園に預けて遊び呆けてるわけじゃないんです。

2.昔と今じゃ時代が違う!

私にこの言葉を発したのは、赤の他人、銀行でたまたま会った60〜70代くらいの女性でした。当時1歳の長男を見て「可愛いわね」と話しかけてくださったのが始まり。

「うちの孫はね、まだ2歳なのに保育園に行ってるの。かわいそうよね。あなたは保育園に預けてないの?その方がいいわよ。子供は3歳まではママと過ごすのが1番なんだから。うちの孫はかわいそう。」

この、ママと3歳まで過ごすというキーワード。 これっておそらく3歳児神話のことなんですけど、3歳児神話ってみなさん知ってますか?

3歳児神話は根拠がない

3歳児神話について、ウィキペディアにはこのように記載されています。

三歳児神話(さんさいじしんわ)とは、子供が3歳になるまでは母親が子育てに専念すべきであり、そうしないと成長に悪影響を及ぼすという考え方。

1.子供の成長にとって幼少期が重要である。
2.この大切な時期は生みの母親が養育に専念しなければならない、なぜならお腹を痛めたわが子に対する母の愛情は子供にとって最善だからである。
3.母親が就労などの理由で育児に専念しないと、将来子供の発達に悪い影響を残す場合がある

引用:ウィキペディア

これについて、厚生労働省の国会答弁は以下。

「三歳児神話というのは、明確にそれを肯定する根拠も否定する根拠も見当たらないというのが事実

引用:ウィキペディア

そう、根拠が全くないんです。これは平成10年に発表されているんですが、わりと最近といえば最近。

私に言った60〜70代くらいの女性は、40年前くらい前に育児をしていたのでしょうか。そのころは専業主婦の人が多く、家で子供を見るのが当たり前だったかもしれません。

この3歳児神話もおそらく浸透していて、だからこそ年配の人は「子供は母親と一緒にいることが理想だ」と言っているんだと思います。

核家族も増えた今は昔とは時代が違うし、3歳児神話もそもそも信用できません。

3.子供は保育園でいろんな経験をする

2歳の娘は、毎日園庭で楽しそうに遊んでいるようです。

  • 砂場遊び
  • お散歩
  • 虫(バッタやてんとう虫)を捕まえる
  • 夏は水遊び・泥んこ遊び

広い園庭を駆け回って、元気に、健康的に遊んでいます。

室内では、教室や遊戯室で遊んでいます。

  • マット遊び
  • リズム遊び
  • おままごと
  • 絵の具
  • お絵かき
  • シール貼り

他にも新聞紙をビリビリにやぶいたり、イベントでは音遊びやマジックショー、器械体操を生で見ることもあったみたいで、家にいるとなかなか経験できないことをたくさんさせてもらってます。

これは、保育園で実際に娘が作った作品。

保育園の思い出の作品

すっごく可愛くないですか?ちょうちょの羽を手のひらで再現しているところが萌えポイント。小さな手で頑張ったんです。

カラフルな絵の具を手のひらにつけて、ベタっとつけたんだろうけど、これを家でやろうと思うと結構大変。

絵の具の準備から始まって、いざ終わったら手を洗って拭いて、作品を乾かすために移動させて、絵の具を片付けて……こんな上手くいくかな?家中絵の具だらけにされそうです。(汗)

違う学年の子たちと触れ合う機会もあるから、年上・年下関係なく関わり合うことで大きく成長します。

2歳の娘は、1歳の子の頭を撫でていたそうです。こんなの、家じゃ絶対経験できないですからね。

毎日いろいろな遊びをして、いろいろな経験をする。こういう宝物(子供の作品)もどんどん増えるのは保育園の特権です。

4.保育園の先生は子供の扱いがプロ級!

そもそも、保育園の先生(保育士)は子供の扱いがすごくうまいです。育児歴7年の私なんて、まだまだ足元にも及びません。

子供の気持ちを理解し、何かあればその解決方法だって、子供のことをよく知っているのが保育士です。

イヤイヤ期真っ只中の下の子、扱いがわからなくて頭を抱える日もあります。そんなとき、先生は「こうしたらどう?」「ああしてみたら?」と的確なアドバイスをくれます。

我が家の2歳児は、なんでも自分でやりたい時期に突入しているので、何をするにしても時間がかかります。そんなときでも「見守ったほうが結果的に早いわよね〜。手を出すと火に油を注ぐようなものだから」と言っていました。

本当にその通りなんです。私が手伝おうと手を出そうものなら発狂して怒ってきます。(笑)

何十人、何百人の子供を見て経験を積んでいる保育士です。子供の病気のことだって、たくさん知っています。

私が育児に悩んだとき、悩みを解決してくれるのは紛れもなく保育士さんでした。

5.子供が泣く理由は「ママと離れたくないから」であって「保育園に行きたくない」わけじゃない

子供が朝バイバイするときに泣いてしまう。

これは仕方ないと思います。子供はママが大好き。ママと離れたくないから泣いてしまうんです。

でも、保育園の先生に聞いてみると、「すぐに泣き止んで楽しく遊べましたよ!」というのが毎日。

その瞬間が悲しくて泣けてしまうだけであって、1日中泣き続ける子なんていないんです。

保育園に行きだして、長男は1週間、下の子も2週間、朝は泣いていました。でも、 決まってすぐに気持ちを切り替えて楽しく遊んでいるんです。

これは保育士の、子供の扱いがうまいという部分に繋がるんですが、実際に子供は楽しんでいるんだから何も後ろめたいことなんてないんです。

6.子供はママのことをよく見ている

私は夫が単身赴任でいないので、毎日仕事に加え家のこと、子供たちのお世話を1人でやっています。

そんな姿を、子供はしっかり見ているんです。小1の長男はすごく優しくて、寝る前によくこんなことを言います。

「ママ、明日も仕事頑張ってね」

この言葉を聞いて、素直に私は嬉しいです。仕事を応援してくれているということは、認めてくれているということです。

あと、長男は私によく手紙を書いてくれるんですが、いつも「ありがとう」という言葉が書いてあります。

  • お世話をしてくれてありがとう
  • ご飯を作ってくれてありがとう
  • 遊んでくれてありがとう

じーんとします。ついつい笑顔がこぼれます。こちらこそ、いつも元気でいてくれてありがとう。

先日大掛かりな手術を受けたこともあって、元気でいてくれることだけが私の何よりの願いです。

子供は親の姿をよく見ているんです。仕事を反対するわけでもなく応援してくれている。嬉しいですね。

保育園に預けることに罪悪感を持たないでほしい

  • 家計が苦しくて働こうと思ってる
  • 息抜きがしたいから一時保育に預けたい

だけど……と迷ってるママ、何も迷う必要はないんです。保育園って、可能性が無限にあるんですよ。

長男は保育園に入るまで虫が触れませんでした。「コワイ」と逃げ回っていました。でも保育園に入ってカエルやおたまじゃくし、バッタや蝶々、いろんな虫を捕まえられるようになりました。

反対に、現在保育園児である2歳の娘は怖いもの知らず。昆虫はなんでも触るし、とにかく活発。元気いっぱいに育っています。

ママが疲弊して、子どもと一時的に離れたくて一時保育に預けることだって、何も後ろめたいことなんてないんだから、堂々と保育園に預けていいんです。

その間にママがリフレッシュして、 子供に笑顔を見せることがママにも子どもにとっても1番大切だと思います。

保育園に預けている家庭は子供との時間が限られているからこそ、時間を大切にしたらいいんです。

たくさんおしゃべりして、美味しいご飯を一緒に食べて、楽しくお風呂に入って、ベタベタひっつきながら寝る。

一緒にいる時間が長ければいいわけじゃない。大事なのは、中身です。

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コメント

コメント一覧 (3件)

  • 世の中には、子育てをしたくないから、保育園に我が子が3か月~6か月程度で早朝7時から夜19時まで預け、土曜日も敢えて仕事を入れて子どもを預け、仕事が休みの日は自分の余暇のためにやはり同じく預ける親がいるのです。子どもは自分の居場所はどこなのだろう? 自分が気持ちを素直に表していい大人は誰なのだろう? そう思っています。慣れで泣かなくなりますが、友達の迎えが来るたびに「どうして自分は・・」という気持ちを持ちます。 あなたのお子さんとあなたとの手紙エピソードを見ると、「あやさん」のご家庭は良いのだと思いますが、政治の子育て支援を子捨て支援として使おうとする保護者がいることもいるうえで、1歳に満たない年齢の子どもが一日の大半を親と離れて過ごすことの危険を、対保護者の自己有用感や基本的な愛着、信頼関係というベースでも考えて発信をしていただければと思います。そんな子どもたちがたくさん悲しんで、ヤサぐれていき、親がどんどん子どもを人任せにするのををたくさん見てきた保育士からの素直な気持ちです。

    • ワーママがくちを揃えていう
      量より質って言葉だけど、、、、

      朝からバタバタして、仕事して
      クタクタで帰ってきて、
      そこからさらに家事、育児があるなかでどれほどの母親が子供にニコニコして相手してあげれるんだろうね。

      正直、
      量も少なく、質も悪い育児になるような気がしてならないけどね。

  • 保育士は最大限努力します。自分の家庭を犠牲にしながら。
    でもそれは可哀想さをごまかすため、可哀想に感じさせないようにするため。
    それでも子どもは大好きな親と、家族と一緒にいたいと思いながら、親への信頼を失っていきます。

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