あれは夏。暑い時期にとうとう出ましたカイガラムシ!!!観葉植物のコウモリランにカイガラムシがつきました。
コウモリランは生育が旺盛で、新しい葉をどんどん出すからふさふさになっていたので、剪定か株分けかしないとな〜と思っていたのですが、よく見るとカイガラムシがついていました…。
コウモリランは屋外に出していないし、一体どこから?と思ったのですが、風に乗って卵や幼虫が飛んでくることもあるし、人の体にくっついて侵入することもあるし、観葉植物にカイガラムシがつく原因は様々なようです。
しかも、カイガラムシは5月〜7月はあっという間に繁殖するので早めに手を打たないと最悪枯れる可能性があります。
夏に駆除をして現在冬。半年以上経過し、カイガラムシを全く見なくなったので私がやった方法をまとめました。
観葉植物についたカイガラムシの駆除方法
葉をカットする
1番手っ取り早い方法は、カイガラムシがついた葉をカットすることです。
カイガラムシは樹液を吸い、ベタベタした蜜のようなものを出します。
葉がベタベタしていて気持ち悪いのもあり、カットした葉を処分する方法が1番簡単でスッキリします。
アップにすると気持ち悪すぎです……。
ゾワゾワする〜!!!
カットした葉はビニール袋などに密閉して捨てると確実です!
ウェットティッシュで拭き取る
葉をカットしたくない場合は、ウェットティッシュで拭き取るのが簡単です。
この際、アルコールは植物にNGなのでアルコールフリーのウェットティッシュを使います。
ただ、コウモリランの葉にはふさふさのトリコームという白い粉みたいなものがついているので、ウェットティッシュで拭き取ると取れてしまうのでこの方法はNGです。
歯ブラシでこすり落とすよりピンセットで取り除くほうが確実
カイガラムシの駆除方法を調べていると、「歯ブラシでこすると落ちる」とありますが、落ちただけでは死にません。そこから卵を産むこともあるし、これは駆除とは言い難いのでは、と思い私はピンセットで取り除きました。
これが意外と確実かも、と思いました。
というのも、カイガラムシは体の周りを殻などで覆っているため薬剤が効きにくいのですが、ピンセットでつまむとプチっと潰れます。
虫が苦手な方には苦痛かもしれませんが……。
シャワーで水攻め
カイガラムシは水が苦手です。強いシャワーで水をかけると落ちるので、シャワーを当てて落とすのも有効です。
ただ、あまりにも強い水流は植物にとっても負担なので気をつけてください。
我が家のコウモリランは苔玉なので、シャワーで流したあとに水に沈めてみました。
というのも、カイガラムシはこの付け根のようなところで繁殖していたため、水攻めのような感じで窒息しないかなと。
そしたら、案の定浮いてきました。やっぱりまだいた!ピンセットで全部取ったつもりだったのに。
普通の観葉植物は水に沈めることはなかなか難しいと思いますが、水に沈めるのも有効です。
薬剤を使う
カイガラムシを潰すなんて気持ち悪い!確実に駆除したい!という方は、薬剤を使うのがおすすめです。
カイガラムシの忌避剤、駆除ができる薬剤は確実にやっつけることができ、さらにつきにくくするという優れもの。
ただ、私は子供もいるし猫もいるので、室内ではできるだけ薬剤を使いたくなくてやめました。
もし薬剤を使うなら、屋外で使用して室内に戻してくださいね。
カイガラムシの発生を予防する方法は「風通しをよくして葉水を与える」
カイガラムシを発生しないために大事なのは「風」と葉水!
ということですが、どちらもやってたんですよね。今回は葉が増えて風通しが悪かったのが原因かなぁと思います。
1日1回の葉水
葉水は1日に1回、必ずやっています。
冬場の乾燥する時期は夕方にやるときも。(バタバタしてなくて余裕のあるときのみです。笑)
スプレーボトルはアイビルが断然おすすめ!
1回押すだけで長く細かいミストが出るので、手が疲れないし床がベタベタになりにくいです。
サーキュレーターを使用する
室内の風を動かすのにサーキュレーターがおすすめです。
我が家では1日中付けっぱなしで風を循環させています。
暖房・冷房の効きも良くなるし、節電にもなっていそうです。
混み合った枝や葉を切る
これが1番の対策かなぁと思います。
今回のカイガラムシは剪定・株分けをめんどくさがった結果だと思うので、今後はめんどくさがらずに植物の様子をしっかりと見ていきたいと思います。
コメント