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子供のスポーツドリンクの選び方。成分・値段を比較してみました

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子どもが野球を始め、季節・気温問わず外でスポーツをするようになりました。

コンディションを整えたり、真夏は特に大量の汗をかくので熱中症対策としてスポーツドリンク・経口補水液を用意しています。

日本スポーツ協会の「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」によると「運動中の発汗量は1時間に2リットルにも及ぶことがある」との記載があり、摂取する飲料は以下のように記されています。

  1. 5〜15℃に冷やした水を用いる
  2. 飲みやすい組成にする
  3. 胃にたまりにくい組成および量にする

※0.1〜0.2%の食塩と4〜8%の糖質を含んだものが効果的だが、糖質濃度が高くなると胃にたまりやすく好ましくない

参考:スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック

つまり、スポーツドリンク100ml中、食塩相当量は0.1〜0.2g、糖質(糖分)は4〜8gと記載のあるスポーツドリンクを選ぶことが推奨されているのですが、スポーツドリンクは種類がたくさんあるし値段もバラバラ。

あや

結局どれを選べばいいのかわからない!

と、私も混乱したので(笑)スポーツドリンクの成分や価格を比較して、選び方をブログでまとめました!

結果的に我が家が選んだスポーツドリンク・経口補水液も記事内で紹介しているので参考にしてください。

目次

スポーツドリンクは「アイソトニック」と「ハイポトニック」で用途によって選ぶ

そもそも、スポーツドリンクにはアイソトニックとハイポトニックの2種類あります。この違いは浸透圧なんですが(こちらのサイトに詳しく書いてあります)少し難しいので簡単にまとめると以下。

  • アイソトニック:塩分0.1〜0.2%、糖質4〜6%と体液と同じ濃度や浸透圧で作られている。発汗によって体液が薄い状態だと吸収速度が遅くなる。※運動前後に飲むと良い
  • ハイポトニック:塩分0.1%、糖質2%程度で体液より低い。経口補水液に近い濃度。発汗によって体液が薄い状態だと素早く吸収される。※運動中や運動直後に飲むと良い

つまり、アイソトニックは運動前後のエネルギーチャージに適していて、運動中の水分・塩分補給にはハイポトニックが適しているということ。

また、運動中にアイソトニックを大量に摂取すると低血糖になったりする可能性もあるので、アイソトニックとハイポトニックをうまく使い分けて摂取するのがいいですね!

市販のスポーツドリンクの「アイソトニック」一覧と比較

運動前後のエネルギー補給に適している、アイソトニックのスポーツドリンクを比較してみました。

商品名/成分エネルギー炭水化物(糖質)塩分(食塩相当量)

ポカリスウェット
(大塚製薬)
25kcal6.2g0.12g

アクエリアス
(コカ・コーラ)
19kcal4.7g0.1g

GREEN DA•KA•RA
(サントリー)
18kcal4.4g0.1g

ビタミンウォーター
(サントリー)
16kcal4.2g0.1g
100mlあたり。成分は各メーカーのHPから計算・引用

こうして見ると、ポカリスウェットは甘い分やはり糖質とカロリーが高いです。

アクエリアス、グリーンダカラ、ビタミンウォーターは成分にそこまで大差ないので、これらの中から選ぶなら味や値段で決めてもいいのかなと思います。

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あや

子どもはアクエリアスが好きなので、我が家のアイソトニックはアクエリアスに決定!(値段も安くて私も嬉しい)

市販のスポーツドリンクの「ハイポトニック」一覧と比較

次は、運動中、運動直後に適している、素早く吸収されるハイポトニックのスポーツドリンクの比較です。

商品名/成分エネルギー炭水化物(糖質)塩分(食塩相当量)

アミノバイタルGOLD
(キリンビバレッジ)
13kcal2.8g0.1g

ヴァームウォーター
(明治)
0kcal0.74g0.1g

アクエリアス ゼロ
(コカ・コーラ)
0kcal0.7g0.1g

イオンウォーター
(大塚製薬)
11kcal2.7g0.1g

アミノバリュー
(大塚製薬)
18kcal3.6g0.12g
100mlあたり。成分は各メーカーのHPから計算・引用

ハイポトニックの中でも、アミノバイタル・イオンウォーター・アミノバリューは糖質が多めなので、運動中に摂取することでエネルギーにもなりますね。

反対に、糖質はアイソトニックで摂るならヴァームやアクエリアスゼロがいいですね。甘さ控えめでカロリーゼロだし、ダイエット中の人にもぴったりです。

ちなみに、アミノバイタルGOLDには必須アミノ酸2,000mg、VAAMにはスズメバチアミノ酸「V.A.A.M.」が3,000mg、アクエリアスゼロには燃焼系カルニチン、アミノバリューにはBCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)が8,000mgと、プラスアルファの成分が入っていてそれぞれ違いがあります。

目的に合った成分が入っているものを選ぶのをおすすめします。

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あや

我が家はアミノ酸が入っていて価格も良心的なアミノバイタルGOLDを選びました!

市販の経口補水液の一覧と比較

経口補水液は、塩分濃度が高めで糖質が低め。

大量に汗をかいたときの熱中症予防や、頭痛や吐き気など熱中症の症状が出てしまったときに摂取します。

市販の経口補水液も比較してみました。

商品名/成分エネルギー炭水化物(糖質)塩分(食塩相当量)

OS-1
(大塚製薬)
10kcal2.5g
0.292g

アクアサポート
(明治)
9kcal2.3g0.292g

アクアソリタ
(味の素)
7kcal1.8g0.2g

エブリサポート
(日本薬剤)
10kcal2.4g0.2g
100mlあたり。成分は各メーカーのHPから計算・引用

2020年8月現在のAmazon価格

経口補水液は、知名度からOS-1一択!だと思っていましたが、いかんせん高い……

でも、比較してみるとOS-1とアクアサポートの塩分濃度は一緒ということがわかったので、我が家は価格も安いアクアサポートを選びました。

あや

エブリサポートがもう少し塩分を入れてくれればベストなんだけど。笑

とはいえ、塩分の摂り過ぎには注意したい

スポーツドリンク、経口補水液ともに塩分が多い飲料なので、塩分の摂り過ぎには注意していくべきだと思っています。

厚生労働省が定めた「日本人の食事摂取基準」によれば、子どもの食塩摂取量は以下。

年齢男子女子
6〜7歳5.0g未満5.5g未満
8〜9歳5.5g未満6.0g未満
10〜11歳6.5g未満7.0g未満
12歳〜8.0g未満7.0g未満
「日本人の食事摂取基準」(厚生労働省)より。男女で異なるのは体格の差によるため

いくら汗で塩分が失われているとはいえ、アクエリアス1本で0.5g、アミノバイタルで0.5g、アクアサポート1本で1.46gで1日に3本飲んだとしたら計2.46g!

当然ながら食事からも塩分を摂取するので、スポーツドリンクの飲み過ぎには注意します。

スポーツドリンクの比較・選び方まとめ。目的・状況に応じて飲み分けるのがベスト

以上、スポーツドリンクの比較でした。

我が家はアイソトニックはアクエリアス、ハイポトニックはアミノバイタル、経口補水液はアクアサポートを選びましたが、プラスアルファの成分が商品によって変わるので、状況によって見直していこうかなとも思っています。

スポーツドリンクの中では価格も良心的な3商品なので、ぜひ参考にしてください。(我が家はAmazonで箱買いしています)

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