IWANOの「小さく四角いフライパン」レビュー。鉄なのにくっつかない！スルスル剥がれるから鉄フライパン初心者にもおすすめ

おひつや解凍プレート、密閉保存容器など、これまでにIWANOさんの便利なキッチングッズをたくさん紹介してきましたが、2024年7月末に「小さく四角いフライパン」という、卵焼き器のような四角い鉄フライパンが発売されました。

今回IWANOさんからご提供いただいて使っているのですが、全くくっつかないし、フライパンを揺らすと食材がスルスル動くので鉄フライパンとは思えないほどの使い勝手の良さに驚きました。

鉄フライパンと言えばくっつく、扱いにくいというイメージがありますよね。ですが、IWANOさんの鉄フライパンで餃子を焼いてもこの通り↓全くくっつきません。

いい焼き色がついていますよね。パリッと焼けてとっても美味しいんです。

卵焼き器という名称ではなく「小さく四角いフライパン」という名前の理由は、卵焼き以外にも色々なものを作ってほしいという願いがあるそうです。

実際に、卵焼き、炒め物、餃子、揚げ物をこの四角いフライパンで作ってみたので、写真とともに使い勝手をレビューします。

IH対応！IWANOの「小さく四角いフライパン」レビュー

IWANOの「小さく四角いフライパン」は、安心＆信頼の燕三条で作られた日本製。しっかりしたものを長く使いたい、という方にぴったりのフライパンです。

とはいえ、鉄フライパンは食材がくっつくから扱いにくい、お手入れがめんどくさい、というイメージを持っている人も多いはず。

ですが、IWANOの「小さく四角いフライパン」は表面に凸凹の加工がしてあるので食材がくっつきにくくなっています。これによってスルスル剥がれるフッ素加工されたようなフライパンになっています。

鉄フライパンはお肉などのタンパク質を乗せるとギュッとくっついて、火が通ると剥がれるような感じなんですよね。

焼き目がつく前に触るとくっついてしまうので少しコツが必要なのですが、このIWANOのフライパンは最初から最後まで全然くっつかない。本当にテフロン加工されたフライパンのように気楽に、気軽に使えます。

細かな凸凹加工で焦げ付きにくい鉄フライパン

なぜこんなにくっつかないのかというと、フライパン表面に細かい凸凹加工がしてあるからです。

目には見えない小さな凸凹なのですが、食材がフライパンに触れる面積が少なくなり、これによって食材がくっつかないそうです。

この油がはじいているような、全くくっついていない感じ、伝わりますか？写真で見ると鉄フライパンとは思えません。

卵焼きもこの通り↓全くくっつきません。

綺麗に焼けていますよね。火の通りも均一ですし、作りやすいです。

また別の日、しらすを入れた卵焼きを作った日です↓

具材を入れてもくっつくことなく綺麗に焼けました。

IWANOの「小さく四角いフライパン」は先端がカーブしています。

この傾斜のおかげで卵を返しやすくなっています。

まな板へ取り出す際も、コロンと転がしやすいです。

卵焼きを取り出したらフライパンは洗わずに次のおかずを作るのがいつもの流れなのですが、全くくっつかないのでキッチンペーパーでサッと拭くだけで次の料理に取り掛かれます。

この日は卵焼きを作ってから、ブロッコリーとベーコンの炒め物を作りました。

このサイズのフライパンは朝ご飯やお弁当時にとても便利です。

使用前の空焼き不要！手間なくすぐ使える

一般的な鉄フライパンは錆止め加工がしてあり、その錆止めを焼いて除去するために使用前に「空焼き」をしなくてはいけません。

空焼きは、鉄の表面に目には見えない凸凹を多数形成させる酸化皮膜を作る目的があるので、しっかり行う必要があります。
空焼きは10分以上フライパンを加熱して、フライパンの裏まで油を塗ったりと少し手間がかかるのですが、IWANOの「小さく四角いフライパン」は空焼きは不要。

届いたら中性洗剤で洗ってすぐ使用できるのは嬉しいです。

金属ヘラ、鉄たわし、高温OK！ガンガン使えて気持ちいい

私は普段から鉄フライパンを使っているのですが、鉄フライパンはテフロン加工と比べると細かいことを気にせず豪快に調理ができるフライパンだと思っています。

• 金属のヘラやお玉が使える
• 焦げても鉄たわしでガシガシ洗って落とせる
• 高温OKだから揚げ物にも使用できる

一般的なテフロン加工されたフライパンは金属製のキッチンツールは使用できないし、高温になると表面のコーティングが剥がれるので揚げ物もできません。

パリッと焼けるのも鉄フライパンの強みです。餃子には羽根がついていました。

このときはお水を入れただけだったので、今度は小麦粉を水でといて入れてみたいです。

少しの油でちょっとしたものを揚げたいときがよくあるんですよね。野菜の素揚げとか、ポテトとかナゲットとか、ちくわの磯辺揚げとか。

わざわざ大きな揚げ物鍋を出すまでもないなぁというとき、フライパンで揚げ物ができるのはとってもラクです。油が温まるのも早いので時短になります。

IWANOの「小さく四角いフライパン」は特殊なコーティングがしてあるのでよっぽどくっつくことはないと思いますが、鉄フライパンはもし焦げついても金だわしでこすればすぐに取れます。

ハンドルにはリサイクル鉄を使っているから環境にも優しい

IWANOの「小さく四角いフライパン」のハンドル部分は、リサイクル鉄を使っているそうで環境に優しいのも使っていて嬉しいですね。

鉄製なので直火で使用する場合は熱くなる可能性があるので注意してください。

我が家はIHなのですが、持ち手が長いので先の方を持てば大丈夫。熱く感じません。

ジオの片手鍋も持ち手が長いのですが、IWANOの「小さく四角いフライパン」のほうが長いですね。

ハンドルが長いと持ちやすいから使いやすいです。

IWANOの「小さく四角いフライパン」のお手入れ

IWANOの「小さく四角いフライパン」のお手入れは、一般的な鉄フライパンと同じで洗剤を使わずにお湯と金たわしやささらで洗います。

鉄フライパンは油が馴染まないとくっつくようになってしまいます。洗剤を使うとせっかく馴染んだ油が取れてしまうので、洗剤で洗うのは届いてすぐの最初だけ。

もしくっつくようになったら揚げ物をして、油を馴染ませるのがおすすめです。

IWANOの「小さく四角いフライパン」は鉄フライパン初心者にもおすすめ

鉄フライパンはテフロン加工されたフライパンと違って使い捨てではなく、大事に使えば一生物。買い替えが必要ないのでコスパがいいです。

しかも、鉄分補給までできるので女性には特に嬉しいのではないでしょうか。

鉄フライパンで冷凍餃子を焼くのは少しコツが必要なのですが、IWANOのフライパンはテフロン加工されたフライパンと同じように簡単に焼けました。

鉄フライパン初心者さんはもちろんですが、普段から使っている方にもおすすめです。

IWANOさんのキッチングッズはどれも便利でおすすめです↓