金魚を迎えて2ヶ月。金魚はすごく水を汚す生体だそうで、60cmスリム水槽と外掛けフィルターでは水不足&パワー不足で掃除した次の日にもう汚れていました。
水槽のガラス面の掃除と水替えを行った次の日には緑のコケや茶色のコケ?汚れ?がふわふわと生えてきて、え〜!?という感じでした。
今回水槽とフィルターを変えて、今では5〜6日ほどでやっと汚れやコケが見えるくらい!掃除&水替えが3日に1回から1週間に1回になりました!いや〜嬉しい!
しかも、汚れも今までよりつかなくなったので手入れが本当にラクになりました。
まだ立ち上げ初期でバクテリアが少ないと思うので、今後はもっと安定するはず!楽しみです。
というわけで、今回買い替えたグッズときれいに保つためにやっていることをまとめました。金魚の水がすぐ汚れるという方に参考になれば幸いです。
金魚水槽がすぐ汚れる!きれいに保つためにやったこと
私がやったことは以下の4つ。
- 上部フィルターで濾過能力アップ
- 60cm水槽にして水量アップして水質安定
- 水草で水質改善
- 照明の点灯時間を最小限に
詳しく書いていきますね。
①上部フィルターで濾過能力アップ!バクテリアを繁殖させる
水をきれいに保つには、フィルター(濾過能力)が大切。
水槽のフィルターは上部、外部、外掛け、投げ込み、底面と色々種類があるのですが、それぞれメリットデメリットがあって一長一短。
今まで使っていた外掛けフィルターは手入れも設置もラクな反面、濾過が弱くてバクテリアを繁殖させることが難しかったので、濾過能力の高い上部フィルターに変えました。
使ったのは、金魚を飼っている方の多くが愛用しているGEXの上部フィルター「グランデ600」です。
正直、見た目は悪いです!ボコって何か乗ってんな!?って感じはしますね。この外観がダサいのが完全にデメリット。
ですが、水に手を入れずとも蓋をパカっと開けるだけでお手入れができるのはとてもラクです。
グランデ600はドライ&ウェット濾過槽を追加することで濾過能力が3〜5倍アップするらしいのでこちらも追加。
ドライ濾過槽がセットになったグランデカスタムは海水・淡水両方使えるのに対し、淡水でしか使用できない本体と濾過槽を別々で購入するとほぼ同じなのに価格が安かったので別々で購入しました。
海水をやるかもしれない方はグランデカスタムがおすすめ。
組み立ては難なくできたのですが、付属のホースの長さが絶妙なせいでうまく蓋が閉まらないんですけど…これって私だけですかね?
気になる〜。
で、肝心のフィルターの濾過能力ですが、バクテリアは目で見えないのではっきりとわかりませんがめちゃくちゃいいです。
水槽が全然汚れない、ということは濾過がしっかりできているということだと思います。感動しましたほんと。
フィルターの中身についてはこちらで詳しく紹介しています↓
②60cm規格水槽に変更!水量を多くして水質を安定させる
金魚は1匹につき水は10〜20L必要と言われています。(10cm未満の金魚1匹につき10L、もしくは金魚の大きさ×1L)
我が家には4匹の金魚がいるので最低でも水は40Lが必要でしたが、今までの60cmスリム水槽では25Lしかないので全然足りていませんでした。
今回60cm規格水槽にしたことで水量は65Lになり、4匹でも十分な水量が確保できました。
購入した水槽はエーハイムのガラス水槽↓安いです
上部フィルターはガラス水槽に取り付けられないので、かさねらレールを使っています↓
水量が多いと以下のメリットがあります。
- 水温が変化しにくい
- 糞から発生する有害な毒の濃度が薄まる
「水量が多いと水質が安定するため管理が楽になる」と言われていますが、まさにその通りでしたね。
上部フィルターとのW効果で全然水が汚れないんだと思います。
水量がアップして多分70kgくらいになったので水槽台も用意しました。
組み立てはわりと簡単でしたが、六角レンチを使う部分が大量で結構疲弊しましたね。(息子が)
GEXの水槽台、60cmのブラックです↓
③水草で水質改善
金魚のフンや餌の食べ残しから発生する成分が水草の養分となり、水草が養分を吸収することで水質の浄化に繋がります。
自然ってすごいですよね。ちゃんと循環します。なので今回水草も増やしました。
今まで水草はマツモだけを入れていましたが、食い散らかされるのが難点。今回は、CO2添加が不要で金魚があまり食べないと言われているアマゾンソードとアヌビアスナナを追加しました。
アマゾンソード↓
小松菜みたいでかわいいです。
似たような水草でミクロソリウムも気になりました。
アヌビアスナナ↓
こちらはポトスみたいですね。流木に固定しています。
今のところアマゾンソードは少し食べられています。小さくて葉が柔らかいところがターゲットにされていますね。
一方、アヌビアスナナは食べられていません。
アヌビアスナナは葉が固くてしっかりしていますね。これはおすすめ。
ちなみに、モスも入れたのですが1週間でハゲになるまで食べられてボロボロにされました↓
モケモケで可愛かったのに〜!
金魚が水草を食べるか食べないかは性格によって違うみたいです。うちの和金はあまり食べないけど1匹のコメットがめっちゃくちゃ食べます。(そのせいで1匹だけものすごい成長してるし、食い散らかしてるのはこの子だけの説もある)
今回紹介した水草はCO2添加が必要ないので手軽に育てられるのでおすすめです。
④照明の点灯時間を1日6時間以下に
コケも水草も植物なので、ライトで光を当てることで光合成をして育ちます。
水草のために1日8時間ほどライトをつけていましたが、1日の点灯時間を6時間に減らして水草の成長よりもコケの成長を阻害することにしました。
これが良かったのか、コケの発生は明らかに減りました!(水槽とフィルターも変えているから全てが要因なのかもしれませんが)
今のところマツモはぐんぐん伸びてるし、他の水草が枯れたり溶けたりすることもないので6時間以下を続けようと思います。
金魚水槽をきれいに保つためにやったことまとめ
- 上部フィルターで濾過能力アップ
- 60cm水槽にして水量アップして水質安定
- 水草で水質改善
- 照明の点灯時間を最小限に
と、たった4つのことを変えただけですが、水質は大幅に変わりました。明らかに水が汚れにくくなりました。
多分、大きいのは水槽のサイズとフィルターですね。上部フィルターはすごいです。
ボコッと乗ってて目立つし見た目は好きになれないけど、お手入れが激減したのが本当に嬉しい。
フィルターは少しだけ改造しているのでまたまとめますね。参考になれば嬉しいです。
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