小学校1年(7歳)の長男が、先天性真珠種の手術を受けて1ヶ月が経過しました。
詳細は過去記事にあります。時間があるときにでも、こちらから読んでください▼
今回は術後のようすをブログにまとめました。
心配していた後遺症もなく、手術をしたことを忘れるくらい元気です♪
真珠種の手術を受けて退院するまで
長男の真珠腫の手術のスケジュールは、細かく書くと以下の通り。
- 入院:2017年9月12日
- 手術:2017年9月13日
- 退院:2017年9月22日
入院中の様子はこちらの記事にも書いていますが、退院は午前中でした。
退院日は、念のため学校は休ませることにしました。ずっと病院で過ごしていたので、長男もストレスが溜まっていたのもあって快適な家でゆっくり休ませたいという意味も込めて。家で好きなことをやらせました。
長男の趣味はDS・Wii Uなどのゲームや録画してあるポケモン番組を見ることなので、入院中の過ごし方とあまり変わらない気もするけど、やっぱり我が家だということでくつろいでました。
この日は金曜日だったので、土日もしっかり休ませて月曜日から登校することにしました。
担任の先生とはこまめに連絡を取っていました
長男の担任の先生は、すごく優しくて面白い人気の先生です。まだ若いのに、しっかりしてるなぁっていう印象。
手術が決まった頃から、何度か電話でやりとりしていたのですが、すごく気にかけてくれていました。
学校で配布したプリントは、近所の子に頼んでポストに入れてくれたり、休んでいるあいだにどんな授業をしたかなどをまとめたプリントも頂きました。
クラスの子達が、「いつ学校に来るの?早く遊びたい!」と言っていたと聞いたり。
そして、クラス全員からのメッセージが書かれた色紙ももらいました。これには長男も喜んでいました。すごくありがたいですね。
学校では暴れない!と約束させた
そして週末が明けて月曜日。めちゃくちゃ久しぶりの学校!約2週間ぶりでした。
担任の先生とは退院する前日に電話で話し、いつから登校するか・学校で気をつけて欲しいことなどを伝えていました。
主に、 誰かと衝突しない・激しく動かないということですね。
でも、小学生の男の子。動きたいばっかりの時期ですよね。走ることが大好きだし、よく踊ったり意味がわからない動きをしています。
長男にも何回も言って聞かせましたけど、念のため連絡帳にも再度書きました。しばらくは、しっかりと目を光らせていてくれたようで、運動会の練習なども、なるべく控えめに行ってくれました。
クラスのお友達もみんな歓迎してくれて、長男はしばらく人気者だったようです。
ただ、何回も「(学校は)うるさい」と言っていました。
聴力回復!?何回も「うるさい」と言うようになる
クラスの子達の声がうるさいというのは、しばらく続きました。「給食のとき、みんなが歌うのがうるさい」「放課の時間、みんなの声がデカイ」などなど。
もしかして、聴力が回復した!?
と、ポジティブシンキングの私はそう思ってしまうほど。
いやでも、入院中は綿球が耳の中に入っていて、退院時に取ったから聞こえにくい状況からよく聞こえるようになっただけなのか……。
それか、今までは静かな病院で過ごしてたけど、学校の賑やかさが久しぶりだからそう感じるのか……?
まだ聴力検査もしていなので詳しいことはわからないんですけど、少しだけ期待しちゃいますね。
術後の傷跡はほとんど目立たない
鼓室形成術は耳の後ろの付け根の部分を、シワにそって切開して行ないます。
術前にも医師に「傷跡は目立たないから安心して」と言われていましたが、術後約1ヶ月現在、 ほぼわからない程度に回復しています。
反対の耳と比べると、切った部分が線になっているのでシワが深い?と思うくらい。赤みもないし、腫れもありません。
これからもっと目立たなくなると思います。良かった。
問題の運動会!真珠種の術後17日
真珠腫の手術を受けるにあたり、問題視していた運動会は術後17日でした。
思うように練習もできず、長男にはかわいそうな思いをさせたと思います。
1年生の長男が出る種目は、以下の4つ。
- かけっこ
- 学年で披露する踊り
- 玉入れ
- 大玉ころがし
このうち、玉入れと大玉ころがしは見学しました。
真珠種の術後に玉入れは危険!
玉入れって、普通に考えれば玉を拾って投げるだけのユルイ競技なんですけど、1年生だと全然違うわけで。
周りを全く見てない子達ばかりだから、衝突する可能性大!!
これは担任の先生に言われたんですけどね。「玉入れ危険です(汗)」って。
みんな必死だから、玉しか見てないんですって。「ぶつからないように気をつけよう」とか全く考えていないんですって。
そりゃそうだ。1年生だもん。
というわけで、私と一緒に先生達が座ってる場所で見学しました。
大玉ころがしも耳にダメージが!
私が小さい頃にやった大玉ころがしは、人と人とのあいだで大きな球を転がしていた気がするんですけど……変わったんですかね?うちの地域だけなのかな?
というのも、長男の学校の大玉ころがしは生徒達が頭上に手を挙げ、頭の上で大玉を転がすんです。
転がすというか、跳ね上げる?ボーンと飛ばしていく?絶対に「転がる」という表現は間違っているんです、あの大玉ころがし。
これは、明らかに危険。万が一、頭に大きい玉が当たったらシャレにならん!というわけで見学です。
運動会は不完全燃焼で終わる結果に
学年で披露するダンスはしっかりできてたけど、入院中はずっと動いていないせいで体力は完全に落ちていました。
かけっこは4人中3位という結果に。長男は結構足が早いほうで、保育園時代は1位だった子。この結果は面白くないようで、やはりガッカリしていました。
仕方ないよ!手術したんだもん!3位で十分だよ!と励ましましたが……うまく消化できていないようで、しばらくはムスっとしていました。
あれだけの大手術ができたんだから、あなたが誰よりも頑張ってる。私は1番だと思うんだけどな。
ミニ運動会なるものがある!?担任の粋な計らい
どうも、担任の先生が粋な計らいをしてくれまして。長男の運動がOKになったら、クラスでミニ運動会をしよう!話しているそうです。
本当に!?うちの子中心で物事が動くの!?と半信半疑でしたが(ひどい親。笑)長男と同じクラスの子にも聞いたので間違いありませんでした。
こういうの、すごく嬉しいですね。担任の先生にはすごくフォローしてもらっています。頭上がらないなぁ。
というわけで、このミニ運動会というもののためにも、早く動きたい長男です。まぁ、今でも結構動いてますけどね。(汗)
真珠腫の手術後*後遺症もなし!
これまでの文章でもおわかりいただけるかと思いますが(笑)すっごく元気です!手術したことをすっかり忘れさせてくれるかのような、昔と変わらない姿です。
真珠腫の手術をしたあとは、顔の麻痺や味覚障害などの後遺症(合併症)が出る可能性がありますが、長男は何も出ておりません。
これは手術後すぐや、数日後など、入院中にもチェックが入ったんですが、何も問題がありませんでした。
ただ、退院してすぐは耳の後ろの縫った傷跡が痛むようで、頭を洗うときに「触らないで!」と何度も怒られました。それは仕方ないと思います。切って縫ってるんですもん、痛いわな……。
直接じゃなくて、近くに触れるだけでも痛みがあったようで厄介でした。
術後1ヶ月経過した今は、かなり回復しているので特に痛いとは言いませんが、触ると違和感はあるようです。
「痛い!」と咄嗟に言ってしまうようで「痛い?」と聞き返すと「……痛くない。笑」と言っています。オイ
真珠腫術後のお風呂*洗髪問題
入院中のシャワーは、耳の穴にガーゼで蓋をして、その上からラップのようなもので保護。そして医療用の防水テープを貼っていました。
自宅でも耳に水が入っては絶対にダメ!という指示だったので、お風呂はどうしようか迷いました。
というのも、医療用の防水テープって結構強い粘着力で、耳の周りにグルッと貼るのでどうしても髪の毛を巻き込んでしまっていました。
あの防水テープを取るのが本当に大変で……。「痛い痛い」と何度も言う長男、少しずつ、必死に、痛くないように取る私。
でも夫が付き添っていたときに事件が起きました。夫がうまく剥がすことができず、髪の毛を切るハメになったと。
長男も「痛いからもうテープはいや!」と拒否したので、看護師さんと相談した結果イヤーキャップを使うことにしました。
よく、髪の毛を染める時に使うコレです▼
これだったらつけるのも取るのも簡単!完璧に水の侵入は防げないんですけどね。耳の中に水が入らなきゃいいので、イヤーキャップをつけて下を向かせて、私が頭を洗うことにしました。
結果、1回も耳に水は入っていないし、痛がるようすもなくて良かったです。
術後1ヶ月の診察はもうすぐ!
術後1ヶ月後の診察は入院中に予約をしていましたが、大病院なので診察時間が平日の午前中だけ。
運悪く、その日に学校で行事であったんです……。さすがに休ませるのは可哀想だったので、日程を変えてもらおうと電話したら1ヶ月以上先しか空いてませんでした。さすが大病院……
というわけで、近々予約なしで行く予定です。行くだけで疲れ果てるやつ……。←
何時間待つんですかね、恐ろしいです。でも、院内にはレストランやコンビニもあるので、長男と仲良く2人でランチしようと思ってます。(笑)
そんな機会滅多にないですからね!いつもはわがままの2歳児がいるので、長男と2人なんて新鮮なんです。
診察の内容はまた書きたいと思います。
真珠種の最初のブログ記事はこちら▼
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