観葉植物の中でも難しいと言われているアジアンタム。
乾燥に弱く、何やらいつの間にかチリチリになってしまうそう。
観葉植物歴1年を越えて、植物のことがある程度わかってきたこともあって挑戦してみよう思いお迎えしました。
今のところチリチリにならずうまく育っているので、育て方と成長記録をまとめました。
アジアンタムの育て方と特徴
科名属名 | イノモトソウ科ホウライシダ属 |
原産地 | 熱帯アメリカ |
耐陰/耐寒性 | 強い/やや弱い |
特徴 | 20〜30cmでまとまるコンパクトタイプ |
アジアンタムは8種類ほど流通しているようですが、主にアジアンタムとして販売されているものは「アジアンタム・ラディアナム」という品種です。
明るい緑の小さな葉がとても可愛いですね。私は写真のような3号ポットに入ったアジアンタムを購入しました。
付いていたラベルによると、「育てやすさ:容易」とありますね。
耐陰性はあり、熱帯アメリカで育つ植物なので暑さにも強いですが、越冬温度が10度なので寒さには比較的弱いです。
我が家で育てているツデーも同じシダなのですが、ツデーはすぐに土が乾くので水やり頻度は高いです。
アジアンタムの「チリチリになる」というのは乾燥が原因で水切れしている状態なので、ツデー同様「水やりと葉水はしっかりと」がうまく育てるコツだと思います。
水やりは土の表面が乾きそうになったらたっぷりと。葉水をこまめに与える
アジアンタムの水やりは、春〜秋は土の表面が乾きそうになったらたっぷりと与えます。
土があまりにも乾く場合は、1日に2回与えても大丈夫です。
秋から冬は、土の表面が乾いたら。なので他の観葉植物より水やり頻度は高いです。
鉢の中の空気の入れ替えも兼ねて、鉢底から水が流れるまで与えます。私は冬はキッチンへ持って行ってジャーっと水やりしています。(暖かくなったらお庭でやります)
そして、葉が乾燥しないように葉水をします。葉の裏表に1日に1〜2回ほど。
「葉についた水が蒸発する際に葉の水分が取られるから、乾燥してチリチリになりやすいアジアンタムに葉水は不要」という意見もネットで見たのですが、お部屋の湿度が60%とか70%を常にキープできていればはいいと思うけど、我が家はそこまでないので毎日1〜2回葉水をしています。(チリチリになるのが怖いという理由もある。)
葉水に使っているのはアイビルエアリーミストスプレー↓ミストが細かいのでベタベタにならず満遍なく水を与えられるのでおすすめです。
そして、暖房によって部屋が乾燥するなら加湿器を使って部屋の湿度を上げるのも大事。
我が家の加湿器はハイパワーのダイニチですが↓
象印の加湿器は室温も下がりにくくおすすめです↓
肥料は春〜秋の成長期に与える
春〜秋の成長期には肥料を与えます。緩効性肥料なら1ヶ月に1回ほどのペースでOK。緩効性肥料は、置くだけでいい観葉植物用プロミックなどですね。
私は猫の誤飲防止のために液肥を使っています。液肥は週に1回、水やりのときに与えます。
植え替えは水はけのいい土を使って、メネデールを1ヶ月与える
アジアンタムは乾燥に弱いので水はけの悪い(保水性の高い)土を使った方がいいという意見もありますが、水はけが悪いと根腐れを起こすので「水はけのいい土を使い、水やりを怠らない」が正解です。
土はプロトリーフの粒状かる〜い培養土を使っています。この土は水はけが良く、水をあげるとジャーっと流れ落ちるし軽いのでお気に入り。
土が乾くと色が薄くなるので、水やりのタイミングもわかりやすいです
植え替えをしたあとはメネデールを与えます。
メネデールは1ヶ月間、水やりのたびに与えます。(この間肥料は与えません)
アジアンタムの成長記録
購入したままの土で置いておくと虫が湧くので、すぐ植え替えました。
アジアンタムの根っこは細くて塊になっていて土を落とすときに根もかなり落としてしまったので、葉数を減らしました。(枯れるのを予防するためです)
それでも、傷ついた根っこによるものなのか毎日チリチリになる葉が出てしまい、見つけるたびにカットしました。
1週間経ってやっとチリチリになる葉の数が落ち着き、こちら植え替えから1週間後のアジアンタムです。
かなり葉が減ったけど新芽がぴょこぴょこ出ているし、小さな葉がたくさん出ています。元気いっぱいです!
でも、よーく見ると根本あたりにチリチリしている葉があります。
こういう小さなチリチリも見つけ次第取り除くようにしています。
もし全部の葉がチリチリになったら、迷わずバッサリと根本からカットしてください。剣山のような、ハゲ山のような感じに。
しばらくしたら新芽がぴょこぴょこと出てくるはずです!アジアンタムはとっても生育旺盛だと思います。
今後も成長を綴っていきますね。
アジアンタムは水やりさえ忘れなければ育てやすそうだし、とっても可愛くておすすめです。
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