固形のバターを料理中に切るのがめんどくさい……と思い、ニトリの「カットできちゃうバターケース」を買って2年ほど。
とっても便利でお気に入りだったんですが、私の使い方が雑だったのため壊れてしまい……新たにスケーターの「ステンレスカッター式バターケース」を購入して使っています。
どちらも人気の商品なんですが、実際に使った感想をそれぞれ比較しながらブログでまとめました!
先に言っちゃうと、スケーターのバターケースのほうが個人的には好きです。
ニトリで購入した「カットできちゃうバターケース」の特徴・サイズ
カットできるバターケースはメーカーによって色々な商品がありますが、私が最初に購入したのはニトリで売っていた「カットできちゃうバターケース」。
曙産業というメーカーのもので、塊のバターをワイヤーに乗せて上から蓋で押すとカットされてケースに落ち、1つ5gになるという仕組みです。
サイズ | 165×95×68mm |
重量 | 152g |
材質 | フタ/ポリエチレン、ワイヤープレート枠/ABS樹脂、ケース/AS樹脂、ワイヤー/18-8ステンレススチール |
2年以上使えたのでかなりコスパはいいと思いますし、我が家はお菓子を滅多に作らないのでバターの出番は料理のときだけですが、それでもめちゃくちゃ便利でした!
2020年1月現在、ニトリで税込1,017円です。
では、約2年使って感じた感想を書いていきます。
カットできちゃうバターケースを2年使った感想
細いワイヤーでバターをカットする使い方が少し難しい
「カットできちゃうバターケース」の使い方は、常温で柔らかくしたバターを細いワイヤーに乗せて切るという方法。
冷えた状態の固いバターは切れないので柔らかくする必要があるんですが、この柔らかさの加減が少し難しいんです。
柔らかすぎるとバターが蓋にべちゃっとついてバターが歪んでしまうし、固すぎると全然切れなくてワイヤーが切れたり伸びてしまう。
さらに、ピンと張ったワイヤーだけど、押すとたわむというデリケートさなのでますます気を使う……
ゆっくりゆっくりバターを押していかないとうまく切れないし、そもそも押さえているときの手の温度でバターが溶けていくから、切るのにコツがいります。
そして、溶けた状態でカットしても冷蔵庫に入れて冷えるとバター同士がひっついてしまって、結局2カケラ使うということがよくありました。笑
使い方さえマスターすれば便利だと思います。
食洗機が使えない。細いワイヤーは手洗いが難しい
「カットできちゃうバターケース」は食洗機が使えません。
ニトリ・Amazonの商品ページには書いていないんですけど、楽天24の商品ページに「自動食器洗浄機不可」と記載があります。
細いワイヤーを手洗いするときはかなり慎重になるし、ワイヤーが付いた周りはプラスチック製だからバターの油が取れにくい。
なんでも食洗機で洗う私には手洗いするのが億劫になってしまいました。
でも、1つ5gのバターはめちゃくちゃ便利だった!
うーんと思うところはあったけど、ニトリで買った「カットできちゃうバターケース」は1つ5gずつになるのは便利でした。
お料理中にちょっとだけバター足したいなってときにもちょうど良いんですよね。1つは多いから半量でいいやとカットしたこともないです。
今回新しく買ったスケーターのバターケースは1つ10gなんですが、私的には5gのほうが便利だと思いました。
結局、固いバターを切り続けたらワイヤーが伸びてしまった
なんだかんだ言いながらも便利アイテムであることには変わりなかったので2年使い続けたカットできちゃうバターケースですが、溶けたバターが蓋にべちゃっと付いて崩れるのが嫌で、固めの(と言っても常温で15分ほど置いている)バターを毎回切って使っていました。
2年ほどは問題なく使えていたんですが、とうとうワイヤーが完全に伸びてしまいました……。
まぁでも、バターをカットする手間がなくて役立ってたし、2年使えたことを考えるとコスパは悪くないと思います。
別のバターカットケースも使ってみたいと思い、気になっていたステンレス製のバターカットケースを購入することにしました。
スケーターのステンレスバターカッター&ケースの特徴・サイズ
スケーターのステンレスバターカッター&ケースは、ニトリで買った「カットできちゃうバターケース」のワイヤーと違って、カットする部分が硬いステンレス製。
ワイヤーに比べて丈夫だし、バターをワイヤーに押し付けるんじゃなくてステンレスカッターを押し当ててバターをカットするから、蓋が汚れることもないのが特徴です。
サイズ | 約190×107×43mm |
重量 | 210g |
材質 | フタAS樹脂・本体、ポリプロピレン・バターカッター バターナイフ、ステンレス |
ステンレス製だからニトリのバターケースより重いですが、大きさ(サイズ)はそんなに変わりません。
スケーターのステンレスバターカッター&ケースを使った感想
では、スケーターのステンレスバターケースを使った感想です!
ステンレスだから多少バターが硬くても切れる。そして電子レンジを使うカット方法が便利
ステンレス製のカッターはしっかりしていて、カッターを押してもビクともしないくらいの頑丈さです。
そしてパッケージ裏面の使い方が載っていて「約1時間ほど室温23〜24度の場所に置く」と書いてありますが、その下に電子レンジを使用する方法が書いてありました!
こんな方法があったとは……さっそくやってみます!
- バターだけを本体中央にのせる
- 電子レンジ(500W)で20秒加熱
- バターカッターでカット
説明書にも書いてありますが、本体にはバターがまっすぐ、かつ中央に置けるガイドラインがあるから、ガイドラインに四隅を合わせるようにバターを置きます。
(多少ズレても大丈夫です。)
電子レンジ(500W)で20秒加熱します。
加熱後のバターはこんな感じ。ちょっと柔らかいかな?という程度。溶けたりはしていません。
そしてステンレスのカッターでバターを切っていきます。説明書では親指でカッターを押すようになっていますが、
個人的には親指の腹で押すほうが力が加わるので切りやすいです。
上からバターを押し込むんじゃなくて、横(カッターの持ち手)に力を入れてカットするからカッターにうまく力が伝わるのかな?切りにくいかな?と思ったけどそんなことなく、電子レンジで加熱することによってバターがいい感じに柔らかいから「するー」っとバターに食い込んでいきました。
あっという間に綺麗にカットできました!
ニトリの「カットできちゃうバターケース」も、電子レンジで加熱してから切れば良かったのか……とも思ったり。笑
ステンレスカッターはバターを切った状態で保管できる。バターが引っ付かない!
バターを切ったステンレスのカッターは、カットした状態のまま蓋をして冷蔵庫で保管できます。
バターケース本体にある溝にカッターが入るようになっていて、バター同士がベッタリと引っ付くことがないし、カッターにもバターが引っ付くことがありません!
付属のステンレスナイフをバターに刺して、少し傾けるとバター1かけらが簡単に取れます!
ニトリのバターケースにはない機能ですね!
冷蔵庫で冷やしたあとのバターは固まってるからバター同士が引っ付くこともあるけど、ナイフを使えば簡単に剥がせるので問題なし。
それに、ステンレスカッターをケースに入れておけるから、カッターだけをキッチンのどこかに収納する必要がないので、これも便利なポイントだと思います!
ステンレスのバターナイフは収納できて便利
付属のステンレス製バターナイフが、私的にすごく嬉しい。
よく見るとナイフの片方がギザギザになっているんですよ。もしバターがひっついてたら、バターナイフで切り離すこともできるんです!
バターナイフはケースの中に収納できるんですが、溝の片方(持ち手を入れるほう)はナイフが固定されるようになっています!(ガッチリ固定ではなくほんのりなので取りにくいとかはない)
固定されているから、容器を斜めにしてもバターナイフが落ちないから安全。
それに、フライパンにバターをポンと入れるときだけでもわざわざナイフやフォークを出す必要がないし、洗い物が出ないのは嬉しいです。
食洗機OK!丸洗いできるのは嬉しい
スケーターのバターケースは食洗機が使えます。ヒーター部分に入れるのはNGですが、食洗機で丸洗いできるのはとても便利でした。
▼耐熱・耐冷温度
- フタ:100度/-20度
- 本体:140度/-20度
食洗機の中は高温になりますが、耐熱温度もバッチリ。熱で除菌もできるのでこれは嬉しい。
人気のカットできるバターケースは便利でおすすめ
以上、2種類のバターケースのレビューでした。
ニトリのバターケースは値段も手頃だしお試しで買うにはいいと思いますが、スケーターのバターケースのほうが切りやすいしナイフも付いていて便利なのでおすすめです。
料理のたびにバターをカットしなくていいのは本当に楽チン!カットできるバターケース、ぜひ使ってみてください♪
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